女性会計士ノラのマイペースライフ

ママ女性会計士のdiaryです。最新の会計税務情報のほか、日々思うことを綴ります。

女性会計士専門求人サイト

こんばんは、会計士のノラです。

今回は女性会計士専門の求人サイトhttps://lady-cpa.comをご紹介します。

このサイトを運営している(株)HumanBridgeでは、在宅勤務や非常勤勤務の案件を多く紹介しているほか、たとえば下記のような無料研修も開催しています。

・内部監査業務に関する定期研修

・株式上場支援業務に関する定期研修

・女性会計士キャリアセミナー

 

先日、どんなものかと女性会計士のキャリアセミナーに顔を出してみました。会計士の平林亮子さんhttp://www.hirabayashi-cpa.com
とざっくばらんに今後のキャリア形成についてお話しするという内容でしたが、社外監査役の実務のお話などが聞けて個人的にはとても興味深かったです。何でもとりあえず挑戦してみることが大切だと感じました。私も30代なので、10年後を見据えて監査役の勉強に本腰を入れようかと思います。

皆さんも興味があればぜひ一度参加してみても良いかもしれません。

 

 

 

女性会計士の働き方② 財務局の特定任期付職員ー証券監査官

こんにちは、女性会計士のノラです。前回は監査法人での非常勤バイトをご紹介しましたが、今回は財務局の特定任期付職員というお仕事を簡単にご紹介したいと思います。

 

企業が開示する有価証券報告書は、監査法人の監査後に提出されますが、実は提出後にも金融庁や財務局が有価証券報告書レビューを実施しています。

有価証券報告書レビューは、

①法令改正関係審査

法令改正等により記載内容が変更、追加された重要な事項について実施するもの

②重点テーマ審査

毎年特定テーマを決めて、審査対象を抽出し、深度ある審査を実施するもの

③情報等活用審査

適時開示や報道、情報提供をもとに実施するもの

があります。ちなみに平成28年度3月期以降は工事契約に関する会計処理、開示等が重点テーマでした。

http://www.fsa.go.jp/news/27/sonota/20160325-4.html

毎年3月下旬に発表されるので、監査法人は必ずチェックしてますよね。金融庁から質問、指導があるので、なんとか適切な開示にしておきたいところです。

 

さて、上記の有報レビュー等をするのが、証券監査官です。このお仕事、2年という任期付でしばしば全国の財務局が求人しています。

現在だと、関東財務局が公認会計士1名募集していますね。

http://kantou.mof.go.jp/recruit/pagekthp007000064_00001.html

地方の友人が特定任期付職員をしていますが、残業なし、給与も結構高くてストレスも少なく悪くないと話していました。一度延長することもできるようですが、この職歴があると、監査法人にも重宝されるようで、監査法人に戻る人もちらほらいるようです。

証券監査官、ご興味のある人は応募してみてはいかがでしょうか。女性会計士の働き方シリーズ、また書きたいと思います。

話は変わりますが、保育園の内定、無事第3希望に決まりました。働くママは保育園対策も最重要課題ですよね。私は会計士として、女性の起業のサポートもさせていただいております。保育園対策についても、経験からしっかりアドバイスさせていただきますので、気が向いたらご相談お待ちしております(^_^)

 

 

 

女性会計士の働き方① 監査法人の非常勤勤務

こんにちは、女性会計士のノラです。実は私、監査法人で非常勤勤務をしていたことがあります。

通常非常勤は以前の職場で再雇用されることが多いのですが、私の場合は他の監査法人に入りました。

今はどこの監査法人も会計士不足のため、非常勤でも雇ってくれます。私の場合も、正社員の募集で非常勤希望を伝えた結果、ありがたいことに受け入れてもらえました。

非常勤勤務のメリット、デメリットを以下にまとめてみました。

◇メリット 

・時給が高い

会計士の資格を持っていてある程度の実務経験があれば、時給5,000円以上もらえる場合も少なくありません。1日7時間働くと35,000円、10日で35万円。効率的ですね。

・時間が自由

私の場合、スケジュールは基本的にほぼ希望が通りました。週2回、残業なしなど自分のペースでシフトが組めることも多いと思います。

・研修が無料で受けられる

会計士登録をしていると、CPE単位が必要になりますが、監査法人の研修で単位付与されるため、勉強にもなり単位ももらえて一石二鳥です。

・最新の会計税務情報や監査ツールに簡単にアクセスできる

最初に大手監査法人に就職したときには当たり前に使っていた情報ツール、転職後にあんなに便利なものはないと痛感したものです。

信頼できる情報ツールだけでなく、優秀な監査チームのメンバーと仕事ができることも大きなメリットですね。

◇デメリット

・自己負担費用もある程度発生する

会計士会費月1万円程度、社会保険料は基本的に自己負担です。

・勤務時間に上限がある

非常勤のため、年間の勤務時間に上限があります。

契約期間が短い

半年や1年、長くても2年契約が多いです。人不足と人余りが繰り返される業界のため、需要がなくなるとさくっとクビになりやすいです。

考えてみると、私の立場からするとデメリットはあまり見つかりませんでした。監査法人でしっかりキャリアを積みたい方にとっては向いていませんが、そういう方は常勤でバリバリ働かれますね。あ、非常勤で入ると、現場の監査チームはいつの間にか若者ばかりでびっくりという事態にはなりやすいです。笑

最近は会計士ではないアシスタントの方が監査現場でサポートしてくれるシステムも浸透しているし、監査のAI活用もどんどん進んでいくのでしょうね。

今回は監査法人の非常勤勤務について書いてみました。読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

ブログ始めました

女性会計士のノラです。今回少し時間ができたこともあり、ブログを始めてみました。こちらのブログでは、会計、税務の最新情報のほか、日々思うことをゆるりと綴りたいと思います。

最初に簡単な自己紹介を。。

私は東京在住の子持ち30代女性会計士です。

転勤族のため、何度も引越しをしていますが、会計士としてマイペースに暮らしています。大手監査法人⇨中小短時間勤務⇨友人の会計事務所在宅勤務⇨監査法人非常勤⇨独立開業という感じでしょうか。妊活や出産、育児が転職のきっかけでした。現在は開業したてでまだ試行錯誤中です。夫や子どもとの時間も大切にしながら、せっかく会計士の資格をとったので自分のペースで細く長くお仕事を続けたいと思っています。もし会計、税務、経営などのご相談がございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

趣味は旅行ですが、最近は妊活や育児を優先してたのであまり行けてないですね。また落ち着いたら楽しみたいです。

好きな食べ物は、担々麺です。

あ、もう夕方ですね。今日は生姜焼きかクリームシチューにしようと思います。ではでは、読んでいただき、ありがとうございました。また気が向いたらアクセスしてみてください(^_^)